夫の部下と過ち

一目惚れでした

夫は54歳、私は49歳の熟年夫婦です。
こんな年になって恥ずかしいのですが、私の不倫がもとで離婚話が出ています。

周囲の人たちは世間体もあるから、もうこのままでいなさいと言います。つまり、私たちに仮面夫婦になれというわけです。どうするかは夫しだい。私には何も言う権利がありません。

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夫の部下が家に訪れた

きっかけは、夫の部下が家に書類を取りに来たことでした。
「部長から、寝室に書類を忘れたから取って来てくれと言われました」

玄関を開けた私の前で、緊張した面持ちでそう言うのは、22歳の新入社員。初々しい男の子です。
ちょうど彼が外回りで私の家の近くにいたので、携帯で夫から指示されたのでした。

夫は家に仕事を持ち帰ることがあって、翌日それを持って行くのを忘れるのもたびたびでした。
夫の部下とはいえ、夫以外の男性と寝室に入って私はドキドキでした。

書類はすぐに見つかり、部下の男性は帰って行きましたが、私のドキドキは止まりません。
それは、一緒に寝室に入ったからではありませんでした。
彼は私の好みにドンピシャリだったのです。

連絡先を教えあい男女の関係へ

私はその日から彼のことばかり考えるようになりました。すると私の思いが通じたのか、夫はまた書類を忘れて彼が取りに来ることになったのです。
その日は、彼が来る前に夫から電話がありました。

私は急いでシャワーを浴びました。風呂場から出て服を着たらインターホンが鳴りました。
私はまるで恋人を迎え入れるようにドアを開けたのです。

書類はすぐ見つかって、帰ろうとする彼を引き止めて紅茶を入れてあげました。
いろいろ話をしていたらあっという間に30分たってしまい、「もう帰らないと」と焦った顔をするので、しかたなく帰しました。

そのとき携帯番号を教えあったので、それからたびたび電話するようになり、外回りの合い間に家に呼ぶようになると、私たちが男女の関係になるのに時間はかかりませんでした。

近所の人の告げ口によって…

私は夫にばれないように気をつけたつもりでしたが、意外なところから夫に知られてしまったのです。
それは近所の人の告げ口でした。

「家の前に車が止まって若い男が入っていくのを見た」
と聞いたのを笑いながら私に話した夫は、青ざめていく私の顔を見て、噂が本当だと知ったようでした。

相手は誰だと問い詰める夫に、私は頑として口を割りませんでした。
言えばあの人が会社にいられなくなってしまう。

業を煮やした夫は、私に「だったら離婚だ」と言って寝室に引っ込みました。
それ以来、私たちは口もきかないまま同じ家に住んでいます。

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