実家から戻ったら台所に知らない女が! 家を売却した代金を半分もらって離婚が成立

信じていた夫の裏切り

29歳の女性です。おととし離婚しました。結婚2年目で子供はまだでした。
実家に用事があって帰ったとき、3日泊まる予定だったのを急遽2日で切り上げて家に戻りました。

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見知らぬ真っ赤なパンプス

特に理由があったわけではありませんが、いま思うと虫の知らせだったのでしょうか。
玄関のドアを開けるとそこには片方がひっくり返った真っ赤なパンプスが。それを見たとき、私は全身の血液が逆流したような衝撃を受けました。

さらに靴箱の上には見たことのないピンクの手さげバッグが置いてありました。半分開いたチャックから薄いベージュのシャツが見えています。

耳を澄ますと奥からテレビの音が聞こえます。音をたてないように玄関のドアを閉めて上がると、台所には私のミッキーのパジャマを着た女が立っていました。
私に気づいてミッキーがこちらを振り返ります。いかにも夫が好きそうな大きい胸の女でした。

そそくさと立ち去る女、土下座する夫

「あ」
と短い声をあげたまま固まった女を見て、奥の部屋から夫がパジャマ姿で出てきました。
何をしていたのか、夫のパジャマは上着のボタンが外れてアンダーシャツの下から黒いトランクスが見えています。

「あ」
夫も同じ声を上げて固まりました。
私は夫のそばをすり抜け、リビングに直行するとタバコに火をつけてテレビの前で仁王立ちになりました。
「5分やるからその間に出て行け」
私はテレビをにらんだまま背中で言いました。

「は、はい」
女は手に持っていた刻みかけのキャベツを床に放り投げ、寝室に駆け込んでしばらくごそごそやっていましたが、やがて白のTシャツにジーンズを着て出てくると、「お、お邪魔しました」と小走りに玄関から出て行きました。

ガチャンと勢いよくドアが閉まったあとは、しんと静まりかえった家の中に夫と私の二人きりです。
タバコを吸い終わって振り向くと、夫が台所で土下座していました。

車内で寝泊まりする夫

その日から夫は駐車場に停めてあるワゴン車の中で生活するようになりました。
私がそうしろと言ったのではありません。夫が自分からそうしたのです。
食事はコンビニ弁当を食べていたようです。トイレは近くの公園の公衆便所で済ませていました。

夜になると合鍵で家に入ってきて風呂に入ってまた駐車場に戻ります。
夫は何度かワゴン車からメールをくれました。
メールにはあの女のことが書いてありました。女は夫が勤める薬局に来ていた客でした。夫は店の客に手をつけたのです。そんなことを私に知らせてどうしたいのかわかりませんが、これで女の素性はわかりました。

だからといって何も変わりませんが、それがわかっただけで「そうなのか」とどこか納得する自分がいるのが不思議でした。
一気に気持ちが冷めてしまった夫でも、相手がどういう女なのか気になっていたんですね。

女が着ていたミッキーのパジャマはいまも捨てずに取ってあります。もう着ることはありませんが、なぜか捨てたら負けのような気がして押し入れに放り込んであります。

弁護士事務所を訪ね、離婚準備へ

夫の駐車場生活が始まった次の日、私は弁護士事務所を訪ねて離婚の準備を始めました。
翌日、弁護士に手付金を振り込んで夫の勤め先に離婚届け用紙を郵送して帰ってきた私は、その夜初めて泣きました。

それから二日後、夫の姿は駐車場から消えました。離婚届けが夫の署名入りで返送されてきたのはそれから数日後のことでした。

離婚の条件は夫名義だったこの家を売却してその金額の半分を私がもらうこと。夫にも半分渡りますが、夫にはローンがありますからほとんど残りません。
夫は意外にもすんなり承知してくれて、あっけなく離婚が成立しました。

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