過去の恋愛に火が付いた夫

評判の2人として

夫とは大学のサークルの先輩後輩の仲で、かなり仲の良いカップルとサークル内でも評判でした。

親にもすぐに紹介して、在学中から結婚の話題も出ていて、それはもう幸せなものでした。

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そして、卒業してほどなくして、わたしたちは予定通り結婚したのです。

わたしは初恋の相手と結婚したということになります。

昔の元カノの話

彼にはわたしと付き合う前に付き合っていた女性がいました。

その人の話を聞かされたこともありました。

高校生の頃、父親の都合で海外に行ったのだと言っていました。

ときどき懐かしそうに話すので、わたしも嫉妬したりしたものですが、結婚してからは彼女の話はなくなりました。

海外から帰国した元カノ

結婚して二年が経ち、彼の実家に突然、彼女からの手紙がありました。

日本に帰ってきて働き始めるのだと言います。

彼はわざわざわたしに、彼女に会いにいってもいいかと許可を得て、会いに行きました。

彼は嘘がつけない性格でしたから、わたしに黙って会いにいくことはできなかったのです。

夫の素行に不安が増し…

彼女との再会を終えて帰ってきた夫は、たいへん幸せそうでした。

元気そうにしていたと、わたしにも笑顔で語ってくれました。

それを最後に、わたしが嫉妬することもなくなるだろうと思っていました。

しかし、それから夫の帰りが遅い日が多くなりました。

夕食もいらないと言われる日も増え、宿直だと言って帰らない日もありました。

でも、わたしは黙っていました。

いつかわたしのもとに帰ってくれればいいと思って。

突然切りだされた離婚

しかし、この話は最悪の結末を迎えることとなりました。

ある日、夫が帰ってきて、わたしの前に膝をつくのです。

頭を下げて、離婚してほしいと、彼から申し出てきたのです。

「彼女が妊ったんだ・・・」

夫はそう言いました。わたしには、もう何の未来も見えませんでした。

嘘のつけないあの人を、あの日ほど恨んだ日はありません。

わたしたちには子供がありませんでした。

それはわたしが病気だったからです。

自分の病気を恨んだことも、その日以外にはありません。

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