トイレから出てきた男は下半身裸だった

バツイチどうしの再出発だったのに

私が妻と結婚したのは、ある人物の紹介がきっかけでした。
その人物とは長年仕事上の付き合いがありました。
佐竹というその男は、私がバツイチでなかなか再婚しないことを気にかけてくれていました。

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再婚した妻との出会いは友人の紹介

私は妻に浮気されて5年ほど前に離婚したのですが、どういうわけかその妻のことが忘れられず、再婚する気になれなかったのです。

「浮気した女のことなんかスパッと忘れろよ」
佐竹は私にそう言いました。
「よし、俺がいい人を紹介してやる」
そう言って、佐竹が仲人役になって再婚相手となる2度目の妻と引き合わせてくれたのです。

佐竹が紹介してくれたのは、気さくで明るい女でした。顔もまあまあだし、何より胸が大きくて私好みだったので、会ったその日に交際を申し込んだほどです。

少しづつ愛を育み結婚を決意

私たちの交際は順調に進み、3度目のデートのときは私の家に来てそのまま泊まって行きました。
もちろん私が強引に引き止めて帰さなかったのですが。

それからデートのたびに、私の家には彼女の荷物が増えていきました。
私たちはそのまま同棲するようになり、半年後に結婚したのです。

妻もバツイチでしたが、子供はいませんでした。私には子供がいましたが、別れた妻が引き取っていたので、一緒には住んでいません。
こうして、私たちの夫婦水入らずの生活が始まったのです。

浮気現場にいた男は、妻を紹介してくれた友人

お互い結婚に失敗したどうしですから、私たちは今度こそうまくいくようにと願っていました。
私は運送会社の事務をやっていたのですが、結婚してしばらくたつと、営業所に異動となりました。
これまでの事務と違って、今度は出張も多くなりました。

出張は月2回くらいで、たいてい2泊3日の日程でした。
あの日もいつもと同じように出張でした。
いつもと違ったのは、帰りが新幹線だったために、渋滞に合わずに済んだことでした。
私は予定より1時間以上早く家に着いたのです。

玄関に入ると、ちょうどトイレを流して誰かが出てくるところでした。誰かといっても、妻しかいないはずです。
「ただいま」
と声をかけて、私は凍りつきました。出てきたのは妻ではなく、上にTシャツだけ着た下半身裸の男だったからです。

「あっ」と叫んだまま口をパクパクさせている男は、私に妻を紹介してくれた佐竹でした。

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