死ぬまで一緒だと思っていた妻が

何が不満だったのか

自分で言うのも何ですが、妻はかなりの美人です。
社内でも妻に恋焦がれる男性社員は数多くいて、どうしてその中で私が妻を射止めることができたのか、不思議なくらいでした。

スポンサードリンク


妻とは2年間、幸せな交際を経て結婚しました。どこに行っても、妻といるとまわりの人が振り返って見ます。
私はいつもそれが誇らしくもあり、気恥ずかしい思いもしていました。

結婚してからも、それは変わりませんでした。相変わらず妻は美しく、明るい笑顔で疲れて帰ってきた私を和ませてくれます。

両家仲良く恵まれた生活

妻は結婚と同時にOLを辞めて専業主婦になりました。私は給料もいいほうで、妻に働いてもらわなくてもやっていけたからです。
でもそれは私の力ではありませんでした。

私の父は会社を経営していて、私は二代目を継ぐことが決まっていました。
だから給料も他の人より多めに貰えたし、住んでる家は結婚祝いに父が買ってくれたもので、おかげで家賃もかからないのです。

いいことはそれだけではありません。妻の実家と私の実家は車で30分くらいしか離れておらず、よく週末は私の実家に妻の両親も招いてバーベキューを楽しみました。

どちらの両親も穏やかな性格で、僕は妻の実家に行っても少しも気兼ねしないですんだし、妻も僕の両親とはうまくやっていました。

ある日、急な予定変更で直帰することに…

私たちは誰からもうらやまれるような新婚生活を送っていたのです。
ただ、どういうわけか私たちには子供が授かりませんでした。これだけが悩みのタネでしたね。

でも、そのうち子供ができるだろうと、僕たちはあまり気にすることなく過ごしていました。

そんなある日のこと。私は仕事の取引先に打ち合わせで出かけたのですが、相手の会社の担当者がスケジュールを間違えて外出してしまったために、その日の打ち合わせは中止となってしまいました。

時間は午後3時。会社に戻ると4時過ぎになります。そこから私の家までは30分もかからないくらいでした。
よし、今日はこのまま帰っちゃおう。私は急にそう決めて、会社に電話して直帰することを伝えました。

そして妻に電話します。だけど、妻は出ませんでした。電車を降りていつもの商店街を歩きます。こんな早い時間に歩いたことがないから、何か悪いことでもしているような気分でした。

ベッドに男と裸で寝ていた妻

家について玄関のドアを開けると、テレビの音が聞こえました。
妻はいました。

ベッドに。

裸で。

男と。

男は私を見ると、窓から外に飛び出しました。
人があんなに素早く動いたのを見たことがありませんでした。

だけど、男は裸でしたから逃げることはできません。庭の物置の影にうずくまる男に、服を持って行くように私は妻に言いました。

妻は黙ったまま裸の上にTシャツとスカートだけ身につけて勝手口から外に出て庭にいる男にズボンやら上着やらを渡しに行きました。

いま、私は父が買ってくれた家にひとりで住んでいます。あの日、私がいつもより早く帰りさえしなければ、妻との幸せな日々が続いたのです。

スポンサードリンク

コメントは受け付けていません。