知っておきたい!離婚についての基礎知識 その2

子連れ離婚

これであなたも離婚できます!。離婚には大前提としてパートナーの同意が必要ですが、それがなくても離婚できる方法があるのを知っていますか?。

法律で定めた「法定離婚原因」が、悩めるあなたを救うかも知れません。

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あなたの離婚は認められますか?

離婚しようか、と思っているあなた。頭にはパートナーとの様々な離婚理由が浮かんでいると思います。現在、離婚理由として男女ともに最も多いのは「性格の不一致(違い)」というものです。

しかし、元々違う家庭に育ち、性別も違う人間同士の性格がそもそも一致している筈もなく、これはお互いの秘密をうまく隠すにはもってこいの「魔法の言葉」のように感じます。

「性格の不一致」という離婚理由は、法律上の言葉でいうと「婚姻を継続しがたい重大な理由」という項目に分類されます。

実は、裁判所に離婚を認めてもらうには、「離婚に相当する」と認められる理由が必要なのです。これがないと、相手が離婚を拒否した場合、離婚は認められません。

ここでは「法定離婚原因」と呼ばれる離婚原因についてお話します。あなたの離婚理由は裁判所で認めてもらえるものなのか、今一度考えてみて下さい。

法定離婚原因1 不貞行為

民法770条には、夫婦の義務として「貞操義務」というものがあります。つまりお互い以外とは肉体関係を持たないという意味です。

これに反する行為を「不貞行為」といい、法律の言葉では「配偶者のあるものが、その自由意思に基づいて、配偶者以外のものと性的関係をもつこと」となります。

平たくいうと、浮気・不倫などが「不貞行為」に当たります。

ただし「夫(妻)が浮気している」と言うだけでは、裁判所は離婚を認めません。何故なら彼らが嘘をついているかもしれないからです。

一方の言い分だけを鵜呑みにするようなら裁判所は要りません。ですので当然証拠(性行為を確認ないし推認できる証拠)を求められます。

例えばラブホテルから出入りする写真、肉体関係を類推させるようなメールや音声などがこれに当たります。

法定離婚原因2 悪意の遺棄

2つ目の理由は「悪意の遺棄」です。

民法では、「夫婦はお互い同居し・扶助・協力」することが定められています。それを怠ると、当然夫婦の生活が維持できません。ですのでこれも離婚理由として認められています。

例えば、正当な理由なく家を出て帰って来ない、正当な理由がないのに働かない、働いてはいるが、収入を生活費として渡さず、他の行為(ギャンブルなど)に使ってしまう、専業主婦であるのに、家事・育児を放棄する、などがこれに当たります。

ただし別居に関しては、単身赴任や関係修復のための別居など、やむを得ない事情がある場合は、遺棄には当たらないとされています。

同じく婚姻関係が既に破綻した後の別居や、相手の暴力・虐待などを避けるための別居についても、遺棄には当たらないとされています。

法定離婚原因3 3年以上の生死不明 4 回復の見込みのない精神病

法定離婚理由の3,4番目は「3年以上の生死不明」と「回復の見込みのない精神病」です。

前者は読んで字のごとく、3年間生死不明である場合、残された配偶者は裁判所に離婚の訴えを起こし、離婚の判決を得ることができます。

3年間という期間の起点は最後に音信があったときからになるので、行方がわからなくなったらすぐに警察に捜索願を提出していた方がよいです。

また所在が不明でも生存が確認されるときは「生死不明」ではありませんので、これには該当しません。

見込みのない精神病とは、一般的に婚姻生活を続けられない程の強度な精神病のことで、その判断は医師に委ねられます。

「躁鬱病・偏執病・早期性痴呆」などが挙げられますが、今までどのような看病をし、配偶者に尽くしてきたか、離婚後は誰が配偶者の面倒を見るのかなど、きちんとした説明がないと、離婚を認められません。

法定離婚原因5 婚姻を継続しがたい重大な理由

「性格の不一致」がこれに当たると前述しましたが、離婚原因として最も多く、パターンも様々なものがあります。

最終的にその原因で離婚が認められるかどうかは、裁判所が両者の言い分を聞き、総合的に判断するのですが、今まで認められてきた原因としては、

  • 暴力・暴言・侮辱(DVや種々のハラスメントなど)
  • 性的不満・性的異常(セックスレスや自分の性的嗜好を嫌がる相手に無理やり押し付ける)
  • 両親・親族との不仲、嫁・姑問題
  • 信仰・宗教上の対立(布教活動にのめり込み過ぎて家庭を顧みないなど)
  • ギャンブル狂・浪費癖・怠惰(家計を破たんさせるほど度を超えたもの)
  • 犯罪を犯し、服役している(殺人などの重大な犯罪や軽犯罪でも再犯を重ね、更生の見込みがない場合など)
  • 家事・育児に非協力的(共働きの夫婦なのに一方が全く家事・育児をしない、専業主婦なのに家事をしないなど)

などがあります。

参考サイト
 知って得する離婚マニュアル

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