子どものために考えること~面会請求権について~

子供

子どもと離れて暮らす親にとっても、「父(母)に会いたい」と願う子どもにとっても、「面会交流」は親子の絆を再確認できる良い機会です。

面会を拒否する正当な理由がない場合は、積極的に利用し、子どもの成長を両親で見守りましょう。

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面会交流権って何?

「面会交流権」とは、子どもと離れて暮らす親が、子どもと直接会い、共に時間を過ごして親子の交流を図ることができる権利です。

離婚により片親と無理やりひき離された子どもは、その親に捨てられたと感じ、情緒が不安定になったりする場合もあるため、子どもにとっては心の安定を、親にとっては自分の子どもの成長や会える喜びを感じさせてくれる貴重で重要な権利です。

近年この「面会交流権」を「養育費」請求の条件として使い、「養育費を払わないなら面会交流もさせない」といった駆け引きが行われているようですが、「面会交流権」は親の権利であるとともに、子どもの権利でもあります。

育てている親からすれば、養育費すら支払っていないのに会いたいなんて虫が良すぎると感じることは仕方ありませんが、もし子どもが「会いたい」と願うなら、会わせてあげるのも親としての役目ではないでしょうか。

面会の頻度ってどれくらい?

「面会交流」は離婚の際、夫婦の話し合いにより決めることができます。面会する・しない、面会方法、回数、日時、場所など具体的に決めておきます。

話し合いがまとまればOK、まとまらなければ離婚と同様、調停や審判で司法に判断を委ねることになります。親権と違い、面会交流は離婚後に決めても法律的に問題はありませんが、離婚後は親同志で話し合う時間が少なくなるため、できるだけ離婚前に決めておきましょう。

面会の内容は、子どもの年齢や家庭状況などにより違いがありますが、調停などで決められる場合は、直接面会(写真や手紙などではなく直接会うこと)で、月一度、時間は2,3時間程度が基本です。

子どもと同居している親の了承があれば、離れている親の家に宿泊するという形での交流も可能です。

こんな場合は拒否される可能性も!

子どもにとっても、親にとっても「面会交流」は親子の絆を再確認する良い機会なのですが、以下のような場合、監護者(子どもと同居している親)は面会交流を拒否することができます。また調停や審判で拒否される場合もあります。

  1. 子どもがある一定の年齢に達し、自分の意見を述べることができる場合で、子どもが面会を拒否している
  2. 離婚の経緯や原因により、監護者(子どもと同居している親)が面会に消極的である場合や、面会時に被監護者(子どもと離れている親)が監護者を不当に非難したりすることで、子どもと監護者の関係を悪化させる恐れがある
  3. 被監護者に薬物の使用が疑われたり、子どもを連れ去る危険性が高いなど、問題行動を起こす可能性がある
  4. 被監護者の暴力により離婚した場合など、監護者や子どもが被監護者に恐怖を抱いているなど、面会によって子どもの精神面での悪影響が考えられる

参考サイト・文献
 弁護士が教える、パーフェクト離婚ガイド

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