不幸は知らぬ間に忍び寄る

エリートカップル

夫とは社内結婚でした。
職場が同じとか、仕事上で絡みがあったわけではなく、
同僚の紹介で知り合いました。

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高学歴の自分に酔うカップル

自分で言うのもなんですが、会社は一流企業です。
私は新卒入社ですが、夫は、別の会社からの中途入社。

正直、前職はそれほど有名な会社ではありませんでしたが、
経験者として実績が認められたのですから、
新卒入社よりも、かえって実力があるのだと思いました。

二人とも、一流大学の出身です。
デート中の会話も、高尚な内容が多く、
自分で、そんな自分に酔っていました。

結婚して円満退社、優雅な専業主婦へ

結婚退社
夫の収入で十分でしたので、私は結婚を機に退社。
お料理教室に通ったり、地域のボランティア活動に参加したり。
夢のような結婚生活でした。

夫は、仕事が忙しくて大変そうでしたが、
そんな中でも、私にはとても優しくしてくれました。
週末には外食。月に1度は小旅行。年に1回は海外旅行にも行きました。

大学時代からの友人と再会

偶然の一致
結婚して2年ほど経ったある日。
大学時代に仲の良かった友人が訪ねて来ました。
結婚して、たまたま近くに引っ越してきたとのこと。

そして、最近結婚したばかりの彼女のご主人が、
偶然にも夫と同じ大学の出身だったのです。

偶然、夫とご主人は、入学年度も学部も同じでした。
話が盛り上がり、近い内に4人で会うことに。

夫の異変に気づき問い詰める妻

不幸は突然に
夫が帰宅すると、早速、友人とそのご主人のことを話しました。
近い内に4人で会うことにしたということも。

しかし、夫の反応は冷たいものでした。
「ごめん、そういうの、好きじゃないんだ」
そんなはずはありません。
夫はとても社交的で、いろいろな社内行事に、結構顔を出していました。

私は、何かある、と直感しました。
顔色が変わっている夫を問い詰めました。

学歴詐称していた夫に呆れ…

なんと、夫は学歴を詐称していたのです。
転職の際に、一流大学出身であると嘘の履歴書を書いたのです。
実際には、名前も良く知らないような大学の出身でした。

あの夢のような時間が、すべて嘘だったのだと思うと、
許す気にはなれませんでした。
会社には言いつけませんでしたが……。

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