他県に嫁いで土地の風習になじめず離婚した私にやさしくしてくれた人

幼馴染との再婚

私は23歳のとき、他県に嫁ぎました。
当時付き合っていた会社の同僚だった人が、会社を辞めて実家を継ぐことになったのです。
同じ関東でしたが、こんなに違うのかというほどいろんなことが違っていて、戸惑いました。

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夫の両親と同居だったことも私には負担でした。朝から晩まで気の使いっぱなしで休まることがありません。

それだけではありません。
3年たっても子供ができないと、石女、役立たずとののしられました。

離婚を切り出した私に夫は…

とうとう我慢できず、私のほうから離婚を切り出すと、夫はあっさりと承諾したのです。

夫が止めてくれるとばかり思っていた私は、立場がありませんでした。

夫は初めからそのつもりのようでした。
後継が産めない女はらない。親子ともそう考えているのがはっきりとわかりました。

夫は、離婚で自分が不利にならないように、自分からは言い出さなかったのです。

夫婦の絆なんてとっくに切れていました。それでも何とかしたいと思っていた私。バカでした。

一人相撲をとっていたとわかったときは、死ぬことも考えたほどつらかったです。

離婚後、幼馴染の優しさに触れ再婚

ところが、身も心もボロボロになって実家に戻った私を意外な人が迎えてくれたのです。

それは、近所の幼馴染で同級生だった人でした。
彼もバツイチになって、住んでいたマンションを引き払って実家に帰っていたのです。

私たちは幼馴染ということと、同じバツイチという境遇の共通点から、急速に親密度が増していきました。

そして私が妊娠。
予想外のことでした。だって、できないと思っていたからです。

だけど、これでやっとわかりました。
子供ができなかったのは、私のせいではなかったのです。
私たちはすぐに結婚して、秋の終わりに子供が生まれました。

私は、親子3人で写った年賀状を、わざと旧嫁ぎ先に送ってやりました。

やっと幸せになれたと思ったのに…

子供も生まれ、やっと幸せをつかんだと思ったのですが、そうではなかったのです。

今度も、新婚生活は夫の実家でした。
だけど、今度はよく知った幼馴染の両親です。子供の頃からかわいがってくれた近所の人なので、何の心配もしていませんでした。

ところが、結婚してわかったのですが、夫の両親は私の両親を軽蔑していたのです。
それは、私の家が団地住まいだったからでした。

それにくらべ、夫の家は広い庭のある立派な屋敷でした。
「格式が違う」
姑は何度かこの言葉を口にしました。

これまで知らなかった幼馴染の両親の本当の顔を、私は見ることになったのです。

夫はマザコン気味で母親にべったりで気色悪いくらいでした。
これも私が知らなかったことです。幼馴染で何でも知ってると思っていたのに、知らないことだらけだったのです。

私の実家が近かったこともいけなかったと思います。
私は実家に帰ることが多くなり、最初は夕方には夫の家に戻っていたのがいつの間にか翌日帰るようになり、そのうち実家にいる日のほうが多くなってしまったのです。

それでも義父母も夫も何も言わず、自然消滅するみたいに結婚解消してしまいました。

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