定年退職したその日に消えた父

父親

長らく勤めてきた会社を定年退職したその日に、行方不明になった父親。

父親の失踪にショックを受けていた母親は既に捜索を諦めているようだが、相談者は未だ諦めきれず、一人で父親の行方を追っている。

【相談者】

・会社員

退職金と共に消えた父

相談者の父親は2年前、会社を定年退職したのだが、退職したその日に行方知れずとなってしまった。

退職金を持ったまま、ふらりとどこかへ行ってしまった父親は、それっきり一度も、家に戻ることは無かったと言う。

何の疑いもなく父親の帰りを待っていた母親は、父親の唐突な失踪にショックを受けたのか、暫く床に臥せっていた。

今でこそ回復し、以前と同じように元気に暮らしているが、やはり父親が帰ってきてくれなかったことが引っ掛かっているのか、失踪に関する話は一切しようとしないそうだ。

「もういいの」…父を諦めた母

父親が姿を消して暫くの間は、相談者同様母親も、父親の捜索に乗り出していた。

しかし時間が経つにつれ、母親はだんだんと、父親の捜索に消極的になっていき、最近では「もういいのよ」…と言って、父親を探すことすらしなくなったそうだ。

現在母親は、まるで父親が最初から存在しなかったかのように、今までどおりの生活を送っている。

もしかしたら母親は既に、父親のことを諦めてしまったのかもしれない。

しかし、未だ父親との再会を諦めきれずにいる相談者は、一人捜索を続けている。

もう一度会いたい…父への想い

父親との再会を求め、必死に捜索を続ける相談者。

どうやら父親は身体が弱いらしく、以前にも何度か入院した経験があるため、体調面も含めて心配なのだという。

父親が今どこで何をしているのか全く分からない。

そもそも、どうして姿を消さなければならなかったのか…それすらも分からないのだ。

何としてでも父親を探しだしたい。そして、家を出た理由を聞かせて欲しい。

行方の知れない父親への心配は拭えぬまま、他に頼る者の無い相談者は、何とか父親を見つけて欲しいと、縋るような思いで語る。

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